ペンテコステ教会とは
初代教会で聖霊が降り、教会が初めて誕生した日が、ユダヤ人の暦で「五旬節」の日でした。「五旬節」のことをギリシャ語で「ペンテコステ」と言います。ここから「ペンテコステ」とは、「聖霊」を意味する様になりました。従って、「ペンテコステ教会」とは、「聖霊の教会」を意味し、聖霊の導きを大切にする教会です。
1901年1月1日、アメリカのカンザス州トペカのべテル聖書学校で、チャールズ・パーハム牧師の祈りを通して、アグネス・オズマン姉が今世紀最初に、異言を語る「聖霊のバプテスマ」を受けました。これが「近代ペンテコステ運動」の始まりとなりました。やがてこの体験はアメリカ全土に飛び火し、1906年、ロサンゼルスのアズサ街に於いて聖霊によるリバイバルが起こり、全世界へ広がりました。ペンテコステ派の拡大の始まりです。全世界に約6億人の信者がいます。
教会の歴史
1956年、アメリカ人宣教師のクロード・M・トムソン師が京都で藤林邦夫牧師と共にペンテコステ教会を開拓し、次々とペンテコステの教会が誕生しました。大川修平牧師は1970年4月、高知市内の公民館において開拓伝道をスタートし、キリスト教会「高知福音教会」が始まりました。1年後には39名の受洗者が起こされ、開拓2年10ヵ月後には高知市竹島町に会堂を建てました。1982年9月には当時所属していた教団から独立して「高知ペンテコステ教会」に改称しました。
1983年より「四国ホーリーランド・プラン」を提唱し、四国の教会と協力し伝道に励み、数々の教会を支援してきました。1992年には、四国カルストに「四国リバイバル祈祷院」を建て、四国のリバイバルのために祈り続けています。
また、当教会は開拓当初から大川牧師を定期的に世界宣教(アメリカ・フィリピン・インド・ロシア・ヨーロッパ)に送りだし、世界各地にいる宣教師の活動を支援しています。
2006年には高知市萩町に新会堂を献堂し、2007年には同敷地内に「メモリアル・ホール」が完成しました。2011年3月には、教会附属のクリニック「大川内科」を開院し、医療を通して地域の方々に仕えています。